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今月のトピックス

毎月ひとつずつトピックスが増えていきます


正しいカーエアコン用フロンガスを!!
  Date: 2001/06/19(Tue) 10:50

いよいよ暑い暑い季節がやってきますが、ドライバーにとって
カーエアコンの涼しい風は、何ものにもかえがたいものになりました。
今から、約30年前、ほとんどの車に、エアコンはついていませんでした。
昭和50年ぐらいから、助手席のBOXの下につり下げるタイプが販売されはじ
め、
助手席に座ると、ひざがあたってとても窮屈だったことを覚えています。
それでも、当時の金額で15万円ぐらいする高額高品だったのです。
昭和55年ぐらいから除々に新車につきはじめ、昭和60年以降は、車には
カーエアコンが当たり前という時代になりました。
カーエアコンの冷媒には、平成5年まで、フロンガスR-12というタイプが
使われていました。しかし、オゾン層を破壊する最も大きな原因物質で
あることがわかり、それ以降は、R-134aという新しいガスに変わりました。
そして、フロンガスR-12は平成9年に完全に生産が中止されたのです。
しかし、現在約2000万台の車には、R-12のフロンガスを使ったエアコンが装

されています。そこで補充のためにR-12のガスを在庫したり、リサイクルし
ながら、
修理業界は対応しています。
ただ、商品が少ないため、かなり値段が高くなってしまいます。
又一部のカーエアコンメーカーは、現在生産しているR134aのガスでも冷える
きっとを今年から発売しはじめました。15,000円ぐらいの費用で交換できる
ように
なっています。
皆さんに特に注意していただきたいのは、R-12代替フロンという商品でこの
タイプを
使用するといろいろな問題(パイプ破損、混入、ガス漏れ、冷却不足、異音な
ど)
が発生していますので、十分気をつけてください。
技術力のある専門店では、このタイプの代替フロンガスは当面使用しない予定
です。

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